夕焼けの荒波を水しぶきを上げて進む白い大型スーパーヨット(イメージ)
※画像はイメージです
LIQUID GLASS MARINE COATING
海洋生物付着抑制防汚塗料

海の過酷な環境から
船を守るために

AQ SHIELDは、塗って乾けばガラス質になる液体ガラス塗料。フジツボなどの付着から船底とプロペラを長く、美しく守りながら、有害物質を海へ溶かし出しません。

特許技術特許第7936642号AQ SHIELD MARINE/MARINEα
海洋生物付着抑制
フジツボなどの付着を抑制
10年以上の長寿命
塗り替え不要の目安
燃費向上
船体の抵抗を減らしスムーズな航行
海の環境を守る
防汚剤・有害物質の溶出なし
About — なぜ船底塗料が問題なのか

従来の船底塗料は、
「溶けて、削れて、守る」ものでした。

一般的な船底塗料(自己研磨型など)は、塗膜そのものが少しずつ海水に溶け出し、その過程で防汚成分を放出して付着を防ぎます。仕組み上、膜は減り続けるため、数年ごとの塗り替えが前提です。その前提そのものを変えるために生まれたのが、AQ SHIELDのガラス膜です。

01

塗り替えコストが積み上がる

上架、剥離、再塗装、下架。そのたびに費用と船が使えない期間が発生し、所有期間が長いほど総コストは膨らみます。

02

付着が燃費と手間を奪う

フジツボや藻が付けば水の抵抗が増え、速度と燃費が落ちます。除去作業は重労働で、船体を傷める原因にもなります。

03

防汚成分が海へ流れ出る

溶出型の仕組みは、海の環境負荷と切り離せません。「船を守るために海を汚す」矛盾を、多くのオーナーが抱えてきました。

Features — 3つの約束

長く、美しく、海も守る。

青空の下、大きなヨットの前で白い船体にローラーで塗料を塗る職人
01

長く、守る。——すり減らない膜

従来の塗料が「汚れたら削れて新しい面を出す」粘着テープ型だとすれば、AQ SHIELDは「硬いガラスが本体を守り続ける」保護ガラス型。膜が減らないから、守る性能が年単位で続きます。

  • メーカー公表では10年以上、塗り替え不要が目安(保証値ではありません)
  • 部分的な傷はリコート(重ね塗り)で補修可能
  • 塗り替え回数の削減が、そのままライフサイクルコストの削減に
02

美しく、守る。——汚れが入り込めない表面

ガラスのコップに飲み物が染み込まないように、AQ SHIELDの塗膜は汚れを受け付けません。ナノレベルの粒子が表面の微細な凹凸まで入り込み、限りなく平滑なガラス面をつくります。

  • フジツボ・藻などの付着を抑制し、付いても落としやすい
  • 滑らかな船底は航行抵抗の軽減にもつながる
  • 防汚特化の「マリンα」、艶と色の調整が可能な「マリン」
ガラス質の塗膜の上で水滴が玉になって弾かれる様子
夕暮れの港に係留された大きな白いヨットと漁船、霧のかかる島々
03

海も、守る。——溶かさない防汚

主成分は、砂や石と同じ無機質のシリカ(硅素)。防汚剤を含まず、塗膜が溶け出すこともないため、水中への有害物質の溶出がありません。船を守る行為が、海を汚す理由にならない設計です。

  • 石油由来の合成樹脂を使わない「脱石油」の塗料
  • 燃焼時に有毒ガスが発生しない無機質の成分構成
  • 硬化後の塗膜は食品衛生法の基準に適合
大型スーパーヨットとサンゴ礁の海(イメージ)
船を守ることが、海を守ることにもなる(イラスト) 防汚成分を海へ溶かし出さないガラス膜は、魚やサンゴが暮らす海への負荷を抑える設計です。
Technology — 技術の裏付け

「塗ればガラスになる」

通常、ガラスは高温で溶かして固めることで生まれます。AQ SHIELDは常温で塗り、乾く過程でガラス質の膜を形成します。その核となるのが、メーカー独自の「複合型グラスバインダー」技術です。

複合型グラスバインダーの構造

1グラスバインダー(外側)シリカを包み込み、表面に機能素材を露出させない硬質なガラス質の殻
2シリカ系素材(内側)防汚・防錆などの機能を担う素材をバインダーが保持し、長く効かせる
3基材(船体)強力な密着性で、FRP・金属・木材など多様な素材に直接なじむ

一般的なガラスコーティングの多くは、塗料用バインダーにシリカ等を「混ぜた」もの。表面に素材が露出するため性能が落ちやすく、差は1年ほどで表れるとメーカーは説明しています。AQ SHIELDは「包み込む」構造そのものが他社と異なります。

割れないガラス質

硬いだけでは船体には使えません。AQ SHIELDの膜は強靭さと追従性を併せ持ち、基材の動きに追随します。1回塗り(ワンコート)でプライマー不要の強力な密着性も特長です。なお、この「プライマー不要」は船底への塗装についての特長です。プロペラへの塗装の際は、専用プライマーをご使用ください。

ナノレベルの微粒子

粒子はナノサイズ(1ナノメートルは10億分の1メートル)。通常のワックスや薬剤では届かない微細な凹凸まで入り込み、汚れや生物が「足場」を作りにくい表面を形成します。

大敵を遮断する

劣化の主因は紫外線・水・塩分・炭酸ガス。ガラス膜はこれらの侵入を遮り、金属の錆や基材の劣化そのものを抑えます。守っているのは「見た目」だけではなく、船体という資産です。

防錆・遮塩という実績分野

橋梁やトンネルなど塩害と戦うインフラ分野で培われた防錆・遮塩の技術が、船艇という最も過酷な塩水環境への応用の土台になっています。

朽ちる膜と、朽ちない膜。

石油から生まれる樹脂の膜は、紫外線と酸素にさらされ続け、少しずつ酸化して色あせ、ひび割れていきます。いっぽうシリカ(SiO₂)は、ケイ素が酸化しきった完成形の物質です。もう酸化のしようがなく、紫外線でも分解されません。水晶の輝きが何千年も変わらないのは、そのためです。AQ SHIELDの塗膜は、このシリカの骨格を持つガラス質の膜です。

シリカ物質名・SiO₂
水晶結晶の姿
ガラス溶かして固めた姿
もとは同じ SiO₂
たとえ話 ガラスのコップとプラスチックのコップ、0年目と10年後の比較イラスト

たとえば、海辺にガラスのコップとプラスチックのコップを置いてみてください。10年後、ガラスはそのままの透明。プラスチックは紫外線と酸化で白く濁ります。船底の膜も同じです。どちらの側の素材でできているかで、10年後の姿が変わります。

船体だけの技術ではありません

AQ SHIELDの核にあるのは、複合型グラスバインダーという技術です。

だから、この技術が守るのは船底だけではありません。船の鉄部品のサビも、木製デッキや内装の木部の腐食・劣化も、もとは「水と塩分と紫外線から素材を守る」という同じ課題です。MARINE/MARINEαはその技術を船底の防汚に特化させた製品であり、土台にある考え方は、鉄も木もコンクリートも守る長寿命化の考え方です。

※ MARINE/MARINEαは船底専用の製品です。ここで触れているのは、その土台にある技術についての説明です。

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Comparison — 比較で見る違い

従来の船底塗料との違い

付着した船体(左)とクリーンな船体(右)の対比イラスト
付着した船体と、クリーンな船体の対比(イラスト) 左:喫水線下にフジツボや藻が付着し、塗膜も劣化した船体のイメージ。右:付着のない、艶のあるクリーンな船体のイメージです。
項目一般的な船底塗料(溶出・自己研磨型)AQ SHIELD 船底塗料
守る仕組み塗膜が溶け出し、防汚成分を放出して付着を防ぐ溶けないガラス膜が表面をバリアし、付着を抑制する
塗膜の減り航行とともに摩耗し、性能が低下するすり減らない設計で、性能が長期間持続
塗り替え目安数年ごとが一般的10年以上が目安 ※メーカー公表値(保証値ではありません)
主成分石油由来の合成樹脂+防汚剤無機シリカ(脱石油)、防汚剤不使用
海への溶出防汚成分が溶出する溶出なし
付着した場合高圧洗浄・削り取りが中心平滑な膜面のため除去しやすく、リコート補修も可能
対応素材用途ごとに製品が分かれるFRP・金属・木材など幅広い基材に対応

※ 比較は一般的な溶出型船底塗料の仕組みに基づく説明です。実際の耐久は使用海域・航行頻度・施工条件により異なります。

大海原を航行する貨物船の空撮
プレジャーボートから、働く船まで。 船底の付着と塗り替えの悩みは、船の大きさを問いません。AQ SHIELDが培ってきたのは、「素材を長持ちさせる」という一貫した技術です。
Marine Test — 船艇での根拠

瀬戸内海での浸漬試験

船艇分野の第一歩として、実際に海へ浸ける試験を行いました。机上の性能ではなく、実海域での検証から始める。それが私たちの進め方です。

瀬戸内海での浸漬試験における試験板の比較。左がAQ SHIELD塗布面、右が未塗布面
浸漬試験の試験板(メーカー提供)。左:AQ SHIELD 塗布面 / 右:未塗布面。約6か月半、海に浸けた後の差がそのまま表れています。
試験期間
2025年3月27日 〜 2025年10月8日(約6か月半)
試験場所
岡山県倉敷市玉島(瀬戸内海)
試験塗料
AQ SHIELD 船底塗料 マリンα
確認内容
海洋生物の付着抑制と、付着時の除去のしやすさ
AQ SHIELD MARINE/MARINEα:特許第7936642号(発明の名称:海洋生物付着抑制防汚塗料)
※ この特許は、船舶・海洋構造物・沿岸インフラへの適用が想定された船艇塗料の技術です。製品のMARINE/MARINEαは船底専用です。
浸漬試験の流れを3コマで示したイラスト。試験板を枠に設置し、海中へ浸漬し、引き上げると塗布面だけがきれいに残る
浸漬試験の流れ(イラスト) 試験板の設置 → 海中への浸漬 → 引き上げての確認。上の試験板の実写真とあわせてご覧ください。
Products — 製品と価格

2つの製品から、船に合わせて。

防汚性能をさらに高めた「マリンα」と、防汚・防錆の「マリン」。どちらも1液型で、リコートによる補修が可能です。表示価格はすべて税別です。

「AQ SHIELD 船底塗料」のラベルが入った製品缶と刷毛
AQ SHIELD 船底塗料の製品缶
主力製品

AQ SHIELD マリンα

ガラス塗料の技術を土台に、磁気の特許技術(特許第7936642号)を組み合わせた、防汚特化の主力製品です。海洋汚染の原因となる防汚剤を一切含まない、1液型の防汚コーティング剤。特殊機能性ナノ粒子を配合し、フジツボなどの海洋生物の付着を抑制。付着した場合も除去しやすく、リコートによるメンテナンス性にも優れます。瀬戸内海の浸漬試験で使用した製品です。

  • 防汚剤ゼロで、付着抑制に特化
  • 特殊機能性ナノ粒子を配合
  • 付着しても落としやすい膜面
  • 船底・プロペラなど水中部位に最適
プロペラへの海洋生物付着のイメージ(左)とクリーンなプロペラのイメージ(右)
プロペラの付着イメージ(左)と、クリーンな状態のイメージ(右)
容量価格(税別)塗装可能面積
1 kg95,000円8㎡
4 kg280,000円32㎡
15 kg990,000円120㎡
専用シンナー価格(税別)
1 kg8,300円
4 kg20,500円
15 kg64,200円

AQ SHIELD マリン

様々な基材に塗装可能な、防汚・防錆コーティング剤。成膜後は汚染物質を水洗いで簡単に除去でき、リコートも可能。αと異なり、艶や色の調整ができるため、船底だけでなく外舷や上部構造など「見える場所」にも向きます。

  • 防汚・防錆性能を長期間キープ
  • 艶・色の調整が可能で、意匠性にも対応
  • FRP・金属・木材など幅広い基材に
  • リコート可能で、部分補修が容易
容量価格(税別)塗装可能面積
1 kg80,000円10㎡
4 kg200,000円40㎡
15 kg700,000円150㎡
専用シンナー価格(税別)
1 kg8,300円
4 kg20,500円
15 kg64,200円

概算シミュレーター

塗装面積を入れるだけで、必要な容量の組み合わせと製品代の目安が分かります。容量の大きい缶ほど㎡単価が下がるため、最もお得な組み合わせを自動で選びます。

製品代の目安(税別)
—
製品と面積を選んで「計算する」を押してください。

※ 製品代のみの概算です。施工費・シンナー代・下地処理費は含まれません。実際の必要量は船体形状と施工方法により変わります。

FAQ — よくある質問

各項目の「+」を押すと回答が開きます。ここに無い疑問は、お問い合わせからどうぞ。

製品・性能について

仕組みが根本的に違います。一般的な船底塗料は塗膜が溶け出して防汚成分を放出する「溶出型」で、膜が減るため塗り替えが前提です。AQ SHIELDは溶けないガラス質の膜が表面をバリアする「非溶出型」で、防汚剤を使わずに付着を抑制します。
「10年以上、塗り替え不要」はメーカー株式会社AQの公表する目安であり、保証値ではありません。実際の耐久は使用海域、航行頻度、係留環境、施工品質によって変わります。私たちはこの数字を保証としてではなく、従来塗料との設計思想の違いを示す目安としてお伝えしています。
主成分は無機質のシリカで、防汚剤を含みません。塗膜自体が溶け出す仕組みではないため、水中への有害物質の溶出がありません。また石油由来の合成樹脂を使わないため、燃焼時に有毒ガスが発生しない成分構成です。

施工・対応範囲について

FRP、金属、木材など幅広い基材への密着性が特長です。ただし既存塗膜の状態や素材によっては下地処理が必要です。不安な場合は、まず小面積のテスト塗布で確認することをおすすめしています。
1回塗り(ワンコート)でプライマーが不要な設計のため、施工のハードルは低めです。ただし船底は下地処理の良し悪しが仕上がりと耐久を大きく左右します。初めての場合は施工のご相談、または施工業者のご紹介からお手伝いします。
いいえ。AQ SHIELDはリコート(重ね塗り)が可能なため、傷や部分的な劣化はその部分だけの補修で対応できます。これも長期の維持コストを下げる要素のひとつです。
はい、船底とあわせてプロペラへの塗装も想定した製品です。プロペラ専用プライマーをご使用下さい。

製品選び・価格について

「マリン」は防汚・防錆のバランス型で、艶や色の調整ができるため見える部位にも向きます。「マリンα」は特殊機能性ナノ粒子を配合した防汚特化型で、主に船底など水中部位に。迷ったら、係留環境と重視する点をお聞かせください。選び方からご提案します。
製品代は面積で変わります。上の概算シミュレーターで、面積を入れるだけで最もお得な容量の組み合わせと目安金額が出ます。施工費は船の状態によるため、別途お見積りします。
可能です。施工をご自身や懇意の業者で行う場合も、製品と専用シンナーを販売します。施工時の注意点は購入時にご案内しますので、お問い合わせの際にお知らせください。
Company — 会社概要
会社名株式会社AQ
所在地〒104-0061 東京都中央区銀座6-13-9 GIRAC GINZA 8F
TEL / FAXTEL:03-6311-7674 FAX:03-6311-7675
受付時間9:00〜18:00(土・日・祝日は休日)
公式サイトaqshield.com
事業液体ガラス塗料「AQ SHIELD」の販売
本ページの製品AQ SHIELD 船底塗料 MARINE/MARINEα(特許第7936642号:海洋生物付着抑制防汚塗料)
メーカー株式会社AQ
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内容を確認のうえ、株式会社AQよりご連絡いたします。

公式サイトのアドレス:https://www.aqshield.com/